組合長ご挨拶
- 私たちの明石浦漁協は、日本の標準時となっている兵庫県明石市、その東部にあります。眼下に広がる明石海峡は、前方には明石海峡大橋でつながる淡路島、東に大阪湾、西に播磨灘を望みます。
最速7.5ノット(時速約15㎞)を超える明石海峡の潮流によってつくり出された複雑な地形は、多くの産卵場・育成場をもたらし、日本有数の豊かな漁場が形成されています。ここ明石では「明石鯛」や「明石ダコ」以外に四季折々に約100種類もの魚が水揚げされています。これらの魚は、豊富なエサを食べて育ちながら、早い潮流で自ずと鍛えられ身が引き締まるのです。この明石海峡の恵みを受けて育ち、四季折々に水揚げされる様々な魚すべてが明石の“まえもん”なのです。
そして、明石浦でのセリは「活魚」が基本です。活かせるものは可能な限り活かして競り出すのが明石浦の常識となっています。このセリは午前11時30分から行われるため、地元では明石浦の魚を「昼網」と呼ぶ所以なっています。
このように、船上で徹底的に魚を大切に取り扱う漁師、その魚を美味しく届けるため特別な活け締めを施す私ども漁協や仲買たち。これらによって明石の“まえもん”を全国の皆様により美味しくお届けしたいと考えています。
明石浦漁協 概要
組合概要 (H31.3末現在)
〒673-0895
兵庫県明石市岬町33番1号
TEL 078-912-1771
FAX 078-912-2094
- 年間販売取扱高 25億2,067万円
- 組合員数 257人
- 役員数 14人
- 職員数 23人
主要漁業種類
- 一本釣り漁業・ひき縄漁業
- 小型底曳網漁業
- 五智網漁業
- 船曳網漁業
- 潜水漁業