さ わ ら
ドカドカと水揚され 仕方なく味噌漬けにしていた頃が懐かしく想うほど 水揚が落ちています。落ちたと言うより ほぼ、幻の魚になりつつあるほどです。
太刀魚とは同じ餌のイワシを狙い 回遊してくる魚ですが 太刀魚のあつかましさに 負けっぱなしの状況です。せまいはら(狭腹)→サハラがなまってサワラと呼ばれるようになったと聞けば ここ近年の不漁が納得できそうですが、またサワラが多く 太刀魚が少ない年がやってくるのか 不安です。
サワラの最大の特徴は 身が柔らかい事です。魚は左頭が常識ですが、釣り上げて最初に置いた方が下になって最後まで流通する 珍しい魚です。(自身の重みで下身が押さえられるので 身割れをおこす)
この魚も名前に誤解がある様です。魚偏に春でサワラ、春が旬と思いきや 鯛同様 産卵期の為、身は美味しくありません。昔 春に大型のサワラが大漁だった事から 「春」がついたのでは? 本当の旬は10〜11月ですが さて今年は食べられるのやら。(世間に出回っているものは 外国ものがほとんどです)
食べ方
腹は脂が多く トロ状態、刺身はしゃぶしゃぶでも(身が柔らかいので薄造りはむつかしいです)。味噌漬け、塩焼きは財布と相談の上 覚悟を決めてからどうぞ。